1977-09-12 第81回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
○栂野説明員 まず、全般的な問題をお答えいたします。 五十年災害で岩木川水系が非常にやられた、これにつきましては現在激特事業あるいは災害助成事業ということで改良復旧を鋭意推進しているところでございます。 それで五十一年度の災害個所につきましても、これから同じように激特事業あるいは改良を含めた災害復旧事業というので現在調査検討中でございます。
○栂野説明員 まず、全般的な問題をお答えいたします。 五十年災害で岩木川水系が非常にやられた、これにつきましては現在激特事業あるいは災害助成事業ということで改良復旧を鋭意推進しているところでございます。 それで五十一年度の災害個所につきましても、これから同じように激特事業あるいは改良を含めた災害復旧事業というので現在調査検討中でございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 昭和四十年度より直轄河川改修事業によりましていわゆるかすみ堤の工事に着工しておったわけでございます。国会答弁の四十一年十月の時点におきましても、いわゆるかすみ堤の工事を実際に実施していた。以上のことから、当時におきましては締め切らないこととしていることの発言があったというふうに思われます。
○栂野説明員 お答えいたします。 旧所有者と室町産業との間に停止条件つきの売買契約がなされておる土地につきましても、廃川処分をした場合の下付の対象となるものはあくまでも旧所有者でございます。室町産業は旧所有者から譲渡を受けるということになるわけでございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 当時としましても、いわゆるかすみ堤で着工しておりまして、その段階においてはまだはっきりしておりませんでした。
○栂野説明員 お答えいたします。 小川原湖は汽水湖でございまして、先生おっしゃるとおり塩分濃度が高うございます。したがいまして、あそこに河口ぜきをつくりまして、塩が海から入るのを防ぐ。そうしまして、だんだん淡水化に持ってまいりたいということでございます。それで、現在、その辺は非常にむずかしい問題でございまして、いわゆる水質の問題とあわせまして鋭意現在検討中でございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 河川の本質は、やはり洪水から人命、財産を守るという治水が基本だろうと思います。その調和におきましていかに利水計画を立てていくかということでございまして、先生のおっしゃるとおりそういうことを踏まえまして十分検討してまいりたいと思います。
○栂野説明員 先生のおっしゃるとおり、資料というものは全然手を加えるべきものでもありませんし、また隠し立てするべきものでもありません。その点につきましては、またいろいろ先生にも資料をお見せいたしたいというふうに考えております。
○栂野説明員 お答えいたします。 九千メートルにつきましては、二千メートルというのが特に緊急を要する個所でございまして、まず二千メートルをやってみまして、そして様子を見ながら、あとの残りの七千メートルでございますか、そういうものに着工するかどうか決めていきたい、こういうふうに考えております。
○栂野説明員 保全水路につきましてお答えいたします。 現在、坑内水は一分間に約二十立方メートルの水が出ておりますけれども、この保全水路二千メートルを実施しますと、毎分約二立方メートル程度削減が可態であるというふうに考えております。
○栂野説明員 お答えいたします。 毎分二十立方メートル、現在坑内水が出ておりますけれども、この坑内水はいろいろな方面から入っておるわけでございます。そして保全水路としましては二立方メートルを少なくする。二立方メートル程度を削減するということでございます。
○栂野説明員 先生のおっしゃるとおりでございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 わかりません。
○栂野説明員 コピーを持ってございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 先生がおっしゃいますように、この川で何ミリ降ったら危なくなるとかあるいは浸水のおそれが出てくるとか、そういうことは、今後におきましても人命とか財産を守る上において非常に重要なことだというふうに私たちは考えております。
○栂野説明員 お答えいたします。 建設省といたしましては、米代川につきましては、昭和四十七年度に破堤しました関係もありまして、予算をふやして鋭意工事をやっている段階でございます。
○栂野説明員 都市小河川の対象都市でございますが、これは昭和四十五年度に発足した事業でございます。そして当初は、いわゆる政令指定都市におきまして流域面積が三十平方キロ以下でございましてそれから二平方キロ以上という小さな河川を対象としてやってまいったわけでございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 具体的に数字的な問題あるいはどうあるべきかという具体的な検討の経過は現在ありません。しかしながら、基本的にそういう負担をさすべきかどうかとか、あるいは負担さす場合にはどういう考えでやるべきかという基本的な問題を現在煮詰めておる次第でございます。いろいろ詰めていけばいくほどむずかしい問題が出ておりまして、今後とも検討を鋭意やってまいりたい、こう考えております。
○栂野説明員 ただいま先生からのお話がありましたように、千葉県におきましては、河川改修一部負担あるいは防災調整池の設置という指導を行なっております。それで、河川審議会としましても、こういう場合の負担制度を早く明確化せよという答申がございます。したがいまして、現在、建設省におきましても、その負担方式あるいは基本的なものの考え方、こういう点につきまして鋭意検討中でございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 ただいまの直轄の区域と、それから県がやっておる区域における用地補償が違うのじゃなかろうかという御質問でございますが、公共事業に必要な土地などの買収金額の算定でございますが、これは建設省の直轄の公共事業の施工に伴う損失補償基準及びその運用方針に基づきまして現在決定することとしておるわけでございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 ただいま御指摘がありました鉄道あるいは隧道、鉄道の場合でございますが、天端の高さが三メートル低い、この処置につきましては、建設省としましても、堤防ができてきましたものでできるだけ早急にその処置をしたいということを念願しておるわけでございます。
○栂野説明員 この問題につきましては、相手といいますか、国鉄さんがありますので、建設省といたしましては一日でも早くこの問題を解決したい、ほんとうに一日でも早く協議をしまして結論を得たいというふうに考えております。
○栂野説明員 契約によってすでに占用期間が切れているわけです。そして、切れた後にいわゆる新幹線鉄道橋をつくるに支障のない占用期間を与えたわけですね。だからすでに契約といいますか占用期限が切れておるわけでございまして、訴訟といわれましても、こちらとしましてはどうしようもないということです。
○栂野説明員 ただいまも御説明しましたように、いわゆる鉄橋の建設に支障がないように期間を短くして、そういうふうな行政指導をしたわけでございます。ですから建設省としましては、そういうふうに河川敷占用につきまして指導は十分今後ともまた続けていきたい、こういうふうに考えております。
○栂野説明員 いま先生がおっしゃいましたように、近年、相模川の汚濁負荷量は年々増大しております。これは相模川下流の各都市、その近隣における非常な人口の増加が原因でありますが、実態といたしましては馬入橋、これは一号線の国道橋でございますけれども、それから下流の河口に至る間ヘドロが堆積しております。
○栂野説明員 合っております。
○栂野説明員 はい。
○栂野説明員 お答えいたします。 多くのコイが死んだ原因でございますけれども、その原因につきましては、茨城県の農林水産部の調査によりますと、先ほど先生がおっしゃいましたように、酸素不足による窒息と推察されております。
○栂野説明員 お答えいたします。 この問題につきましては、先ほど申し上げましたように、県の水産部の報告、それから県としましても、東北大学の先生方に来てもらって、その原因についていろいろ聞いておったわけでございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 先ほど申し上げました茨城県の農林水産部のいろいろな調査によりますと、常陸川の水門の閉鎖とコイの斃死とは関係がないというふうに聞いております。
○栂野説明員 汚染河川、海域におけるヘドロ処理と浄化についてでございますが、建設省におきましては、従来から河川及び一般海域におきまして水質、底質の汚染状況調査を行なってまいりました。今後もこれらの調査を一そう充実して実施してまいりたい、こういうふうに考えております。
○栂野説明員 その点、現在計算しておりません。
○栂野説明員 建設省といたしましては、その実験の成果が十分検討されまして、その報告に基づきまして告示の案を検討してまいりたいと思っております。
○栂野説明員 お答えいたします。 地下水源につきましては、付近におきまして非常に水源を使っているという例がありますと、やはりあの項目に該当いたします。
○栂野説明員 まことに申しわけありませんが、十分勉強いたしたいと思います。
○栂野説明員 ただいま御指摘がございました地区でございますが、いわゆる池田-岩津間と申しまして、昭和四十六年の洪水で大被害を受けたわけでございます。それで、その後、鋭意堤防をつくることを急いでいるわけでございます。それで、その計画をつくるにあたりまして、いろいろな昔の洪水を検討して、そうしてできるだけ上流のダムで洪水をカットする。
○栂野説明員 ただいまの河川の中に残っております土地の使用でございますけれども、民地のまま使用してけっこうだと思います。ただ、洪水の流れるのに支障があるような大きな木とかこういうものはちょっと困りますけれども、民有地のままお使いになるのは支障がないと思います。
○栂野説明員 いまお説のとおり、曲川、堀川、この改修は非常にむずかしい計画でございまして、非常に緩流河川でございますので、建設省としましては、下流、中流、上流と、各パートパートで高水を処理していきたいという基本的な考えを持っております。
○栂野説明員 このサイフォンの改修というのは、非常に河川改修の本質と関連しますけれども、早急に解決するのは非常にむずかしゅうございます。と申しますのは、われわれの計画におきましては、いわゆるサイフォンをやめまして、曲川と新堀川、これは平面交差で下のほうに合わせて持っていきたい、こういうふうに考えておるわけです。
○栂野説明員 曲川の放水路、それから曲川のポンプ場でございます。こういうものは、できれば四十九年度一ぱいに、と申しましても、財政上の問題も将来ありますでしょうけれども、そういうふうに考えております。しかしながら、ポンプと放水路をつくっただけではまだ十分ではなくて、本川の改修もやはり並行して進めていく必要がある。